FCB練習日記

いったいおれ どうな て

おお!わたしのともだち!おまちしておりました(夜の部)

トランペットを吹いてますエロスです。本日の練習夜の部をレポートします。さて、演奏会まで残り1ヶ月を切った我々FCBですが、いよいよ2面の練習を開始しました。2面とはFCBおなじみのチープステージのことです。1面や3面のシンフォニックな大編成とは対照的に、2面は初期ファミコンの音源を忠実に再現すべく、ごく少数の編成で小曲を次々とお贈りします。音がチープになる分の埋め合わせとして、「演出」のお楽しみがあります。手の空いたメンバー達がさまざまなキャラクターに扮し、ステージ上で捨て身のパフォーマンスを繰り広げます。そんな2面こそ、いわばFCBの真髄といって過言ではないでしょう。

さて、初回の練習は10日深夜、都内某スタジオにて行われました。メンバーはふじしゅう(ウィンドシンセ)、アオケソ(キーボード)、えーたろー(ベース)、シライシ(ドラム)という、FCB創設時からの面々。ああ、懐かしい…っていまさら気付いたんですが、2面って要するに初期のFCBそのものなんですね。学園祭の音楽喫茶で産声をあげたあの日から10年以上も苦楽を共にしてきたこの4人、さすが息はピッタリです。初見であるにもかかわらず、30分もしないうちにアンサンブルは完成、以降の演奏はぐっと表情を増すばかりです。チープな音源の再現といっても、そこはやっぱり生演奏。曲も「魔界村」「アトランティスの謎」など、どれもエキサイティングなものばかり。これは本番が楽しみだ!

今回は上記のレギュラーメンバーの他に、我らが代表であるヨシヲが加わりました。バスクラリネットで低音部をボヘボヘ吹いています。楽器経験者ならおわかりでしょうが、ゲーム音楽のベース音って、実際に演奏しようとすると、結構ミュージシャン泣かせだったりするんです。明らかに無理のある跳躍とか、生身の人間には演奏不可能な16分音符のリフとか。もちろんそんなのバスクラでも不可能なのですが、ヨシヲの辞書には不可能という文字はないみたいです。どうなることやら。

最後に、ワタクシ事で恐縮ですが、エロスは今回1曲歌わせていただきます。曲は「ルート16ターボ」。同曲は第1回演奏会でも披露しましたが、そのときは場内を静寂の世界へとご案内してしまい、観に来た両親からもあやうく絶縁を言い渡されるなど散々な結果に終わりました。なので、今回、7年目のリベンジに向け、今からやる気がムンムンしています!どうなることやら。