FCB練習日記

いったいおれ どうな て

桜田門に御用

FCB Timp.担当のコイです。
そろそろ王様*1と呼ぶのはカンベンして下さい。
2ndなんて何年前だっつーの。


3/25はFCB8thに向けた3回目の練習@千歳橋でした。
普通に4台Timp.があるだろうと思った(と言ってもFCBの譜面は5台でも音が足りないくらいなんだケドも……。)んですが。行ったら用意してあったのは某楽団「くるりんティンパニ」が3台。
コレはTimp.の鍋部分をグルグル回すことで音程を変えるという、画期的且つ使える音域の狭さに涙無しには語れない名機。しかし某楽団の団員にも「ウチの人より使いこなしてる」と言われるだけあり。可能な限り楽譜という名の要望に応えて見せるぜ。3台だけど。


ってなわけで始まりましたよ、練習。先ずは今日初見の曲。
メンバーの多くは授業中にプレイした為、その音源には実はそれほど思い入れがなさそうな気配。
だったのは最初だけ。
やってる内に思い出す思い出す。仲間をもっと強いヤツに変えようと思っても「オレはいやだぜ。」と言われ断念し続けた記憶(最初のパーティでラスボス直前まで行ったツラさとか。)が鮮やかに甦る。この曲はチューニングも常識範囲内で更に良かった。中々楽しめる仕上がりになりそうな予感です。


休憩を挟んで2曲目。
一応前回もサラリとやった曲で、↓のエロスの日記で伏字*2になってるから曲名はやはり言えないのだろう。
で、今回からTimp.が追加されたので譜面を見た。ところ。
普通に高い方のレミファソが一つのフレーズで使われている。
無理。
無理なんだよ、高い方から4台使っても多分レミファソは出ないんだ。
今後の課題が残った。さてどうしようか。


練習後、戸山公園で花見をやると言う。友人のLiveがあるので辞退しようと思っていたのだが。
やむを得ぬ事情(酒が飲みたいってだけだが。)により、一度楽器を自宅に置いた後参加。サラミソーセージと白ワイン2本を持参する。まだまだ肌寒く、サクラも2分咲きくらいだろうか。でもまぁ咲いてて良かった。


しかし、サラミソーセージ1本だけで白ワインを2本近く空けたのはさすがに良くなかったようだ。
反乱軍のテーマ等を全員で合唱していたコトは覚えているのだが。
終わりに近付くにつれ、どんどん記憶が吹っ飛んでいる。
まるでホワイト・スネイク*3に時間を吹っ飛ばされたような感覚である。
歩く事が困難であると判断し、タクシーを捕まえようと車通りの多い方へとフラフラと歩いたのだが。
途中で挫折し、公園の金網にぶら下がった後、道端にぶっ倒れたようだ。


……
誰かがしきりに話し掛けてくる。
うるさいな、もう眠いんだよパトラッシュ。
静かにしてるだろう? 放っておいてくれないか。


しかし、グルグル回りながら、世界は確実にボクの目の前に舞い降りてくる。
無線で誰かが喋ってる音が聴こえる。
「被害者氏名確認。涼しいにお宮、遙遠くの……。」
いやいやいや。
そこまで劇的な事件は発生していないハズだ。幻聴か?


そんなある種の衝撃に少しだけ頭がハッキリする。
警官?
そう、警官だ。
警官が3人でボクの周りを取り囲み、見下ろしてなにやら言い合っている。
名前を言えと言っている気がするので名乗った。そうだよ、意識はハッキリしてる。
不本意ながらアンタ達の来襲でボクはボクの世界から現実へ舞い戻った。

歩けるかって?歩けるくらいならこんなところで倒れたりしていない。ボクはその旨を告げる。そしてよろよろと立ち上がり、辺りを見渡す。たこ焼きの屋台の裏側だ。ホントに公園を出てすぐにぶっ倒れたんだな。
すると、目の前に赤く光る回転灯。パトカーに乗れと言ってる。
ブタ箱に入れられるのだろうか? ソレはイヤだなぁ。
とか思ってガクブルしていると、親切なコトに乗せていってくれると言う。
マジか!? 警官がボクの役に立つのはコレが初めてじゃなかろうか??


ってなわけで、パトカーで最寄駅まで送って貰い、無事自宅に帰還したわけです。
これからのお花見シーズン、皆さんくれぐれもご注意下さいませ。

*1:深紫伝説のあれ

*2:○ムコくらいならいいですよ

*3:成長性 E(超ニガテ)