FCB練習日記

いったいおれ どうな て

大森林の伝説

ーーーあの日から、早2年。

悠久の時を全身に感じながら舞台中央に樹立したステージから、早2年。私のこずえのもとに集った仲間たちの後ろ姿を見守った光景は、懐かしくもあり、思い起こせば何とはなしにこそばゆくもあります。あの時あの場所で舞台を共にした仲間たちと、また共演できる。今日の練習もーーー。

「これからとき○き○モリアルの居残り練やるけど、樹は(生えてるだけだし)いいや」

共演がーーー。

「じゃ、とき○モ関係者以外の人おつかれさまー。あ、樹は今日の練習日記書いて送ってね。かいさーん」

あ、あれぇぇぇーー??




閑話休題


練習も残り少なくなってきました。この頃になると、自ずと曲練中心からキャラ練中心の練習になります。本番同様の衣装はまだ着用しませんが、小道具大道具が次第に作成され、再現率が上がっていくのが感じられます。

今日の練習は、某ヒルズの練習室を借りて行われました。午前中1面、3面の曲練をみっちりした後、午後は前半後半の二部構成で、前半は2面全般の練習、後半はとき○モ補強練でした。朝の9時から夜の21時までと、先週行われた合宿に勝るとも劣らないなかなかハードなスケジュールです。

さて、樹は後半戦の準主役級、というかもう主役でいいんじゃないかと僭越ながらも自負しているわけで、帰りが夜遅くなろうとも万全の態勢で臨むつもりだったのです。2年前より磨きをかけた立ち姿を、いよいよみんなに見ていただこうと考えていたのです。

それなのにーーー。

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