FCB練習日記

いったいおれ どうな て

パート練の成果はいかに

こんにちは。
Tpの伝説の樹です。

前回あれだけの大役(という名の長時間放置プレイ)を全うさせていただいたので、さすがにもう今回は立ち木になることはないだろうと思うとチョット寂しさを感じるこのごろです。

さて、本日は台風が直撃する中、合奏練が夕方からだったため多くのパートが午前から午後にかけてパート練習を入れていたようです。
かく言うTpパートも午後からパー練でして、合奏では拾いきれないパート内でのフレージング、細やかなアーティキュレーションの調整に勤しみ、この後に控える合奏に向けてみんなの認識を一致させました。
これで今日の合奏は、より安定感の増したTpパートを見せつけることができると意気揚々に合奏場所へ向かいます。

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合奏の冒頭、万代メドレイ。
ワンフレーズを通したのち、指揮者のいけちnがおもむろに口を開きます。パー練をこなしてきた我々ですから、怖いものなどありません。
どんな指示でも、いや、むしろ指示などないほどの完璧な演奏に称賛のコメントを送ろうというのでしょう。ところが。



「・・・そこ、もっと森口博子で!」



・・・はい?



「違う!! そこはもっとこう、・・・横シューティングっぽく!」



さきほどまで余裕の表情を浮かべていたメンバーに動揺が走ります。
称賛のコメントなどではなく、かといって音楽的な指示でもありませんでした。
これまでにも普通の音楽団体では出てこないような指示はありました。
ですが、それは表現が独特なだけで意味は取れるものばかりです。
「ゲームっぽく!」は「一音一音を音価どおり正確に処理する」となるし、「ファミコンは息継ぎしないよ!!」であれば「ブレスを極力さけるように吹く、もしくはパート内でブレス位置をズラして継ぎ目を無くす」ということです。



(も・・・森口のようにって・・・どうやって吹けば・・・)
(ていうかあれって歌のほうだし・・・)

(横シューっぽさって何? ゼビウスにはなくてグラディウスにはあるモノ・・・?*1
(ゲームのジャンルって演奏に関係あるんだっけ・・・)

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もはや音楽的な指示とはかけ離れた様相を呈してきました。
本番まで残り8週!

*1:沙羅曼蛇は奇数面と偶数面で表現を変えるということでしょうか。