ハードオフで5000円レベルの音楽は作るな
こんにちは。ホルンを吹いている、はるみんです。
8thから参戦しはじめて早いもので今回で4回目。
初参戦時は純真無垢な女子大生だったわたくしも、今や社会の何かに染まりきった、立派なアラサーOLです。
もう!時間と恥じらいと大切な何かを返せ!
愚痴はこのくらいにして、練習日記です。
この日の練習は、タイトルがうまく言えずに噛んでしまう、アクションゲーム曲の初合わせでした。ソルススツス。
練習会場となった施設の大ホールでは、FCB設立の母体となった大学のオーケストラがやれレスピーギだの、やれモーツァルトだのをやっていましたが、もちろん、我々には1ミリも関係ありません。
そんなことよりも、この初見曲の譜面のグロテスクっぷりの方が気になって気になって仕方がないのです。
しかし。
開始時刻を過ぎても指揮者いけちnが来ない。
ヨシヲ代表が連絡を取ろうとしても全くつながらない。
仕方がないのでアレンジャーaokm氏がタクトを取り合奏を開始しようとしたその時
「あれ、みんな早いね。」
30分遅れでいけちn登場。
どうやら開始時間を間違えていたようでした。 他にもいろいろとバグっていたのですが、本人の名誉のためストレートには書かないことにします。
この日は終始「異様な」熱意で合奏が行われました。
「この『どぅづるづづdとldd(言えてない)ぅ』はキメないと!」
「この三連符を格好よく!」
いけちn氏のこのゲームにかける熱意はさらに迸り続けます。
「もっとゲームに対して熱意を持ってください!」
「この曲をやりたくてもできない人がいるんだ!もっと格好よく演奏しようと思わないのか!」
その熱さ、まるで松●修三のよう。
「君たちはハードオフに行ったことがあるかね!」「そこにある5000円くらいの物みたいな音楽にするな!」「安っぽい音楽にしちゃだめだ!」
…言いたいことはわかるのですが、メンバーの頭上には無数の「?」マークが浮かんでおりました。
スイッチが入った指揮者は他にも
- 腕を振りかぶりすぎて大量の楽譜を足元にぶちまける
- メトロノーム鳴らしてるのに。それと異なるマイワールドなテンポで指揮。
- 指揮を放棄してエアギター
- コスモを感じながら指揮(手を広げ目を閉じたた状態で静止)
- いけちnは あやしいおどり を おどった!
など、など。
大事なことなのでもう一度言います。
この日は終始「異様な」熱意で合奏が行われました。
何事もほどほどにお願いしますよ。>いけちn*1
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昨今、ゲーム音楽を演奏する音楽団体が増えてきております。
わたくしが普通を装うために潜入している普通のオーケストラでもゲーム音楽を演奏している団体に所属されており、ゲーム音楽の演奏を楽しんでいる方が少なからずおります。
今回のLive開催をその方々に伝えたところ、ありがたいことに
「遂に今年ですか!」
「今回もスゴイ事やってくれるんですよね!」
といったお言葉をいただいてしまいました。
ありがたやありがたや。
それに応えられるよう、ゲーム愛をもってちゃんと真面目に練習しますよ。頑張りますよ。
# と言いながらコントローラーを握るわたくし。
*1:後日、いけちnには1週間の禁酒刑が言い渡されました。