FCB練習日記

いったいおれ どうな て

大人の文化祭

トロンボーンのえーたろーです。久しぶりに練習日記の担当が回ってきました。
12/28の日曜日は朝から晩まで、今年最後の練習でした。そして年が明けた1週間後は本番。来週の今頃は4面で打ち上がっているのだと思うと不思議な感じがします。
先週のゲネプロで本番同様にリハーサルを行ったので、今日は最後の追い込み的な確認でした。ここだけはやっておこうという不安要素を潰すことが中心ですが、結局ほぼほぼ全部やりました。あれ? 全部不安要素??(笑)
9時間の曲の練習を終えた18時過ぎ、楽器を片付けた後は、今最大の課題を抱えた演出の特訓でした。
この演出に関わるメンバーは30名弱。実に奏者の半分以上が演奏を離れて演出に関わります。この演出、当初は15名で構成されていたのですが、このネタを実現するには人手が足りないと判断して増員されました。一体、どんな演出なのでしょうね?
ちょっと動きが揃っていないところやタイミングがずれているところ、自分の出番が曖昧なところなどをチェックしていきました。見ているメンバーからアドバイスや応援の声が上がります。一度試してお互い確認して、くり返し練習します。
実は私、この雰囲気がとても好きです。学生時代の文化祭を思い出します。FCBって「大人の文化祭」なんです。このフレーズ、過去の日記でも書かれていたと思います。*1
本番が近づいた緊張と高揚の中、みんなで作業して生まれる一体感の雰囲気がとても好きです。この空気感って仕事しているとなかなか味わうことがないです。FCBのメンバーの魅力ってここにもあると思うんですよね。
さてさて、今日が時間をかけて演出の練習ができる最後の機会。この1時間で動きを完成させたいところです。曲を口ずさんで、それぞれの出番を計るために「1、2、3、4、5、6、7、8…」とカウントを取りながらステージに出ていきます。
「いいよ! いいよ!」「名人の音に合わせて!」
「もっとしっかり腕を前に出す!」
「次、これ持って!」「誰か! ここ誰か!」
「あと少しだ! いける! できる!」
目まぐるしく動くメンバーたち。何度もやり直して、よりスムーズに進めるためにどうすればいいか、意見を出し合います。すごく一生懸命で、真剣な表情。
最後の1回。曲を終えると自然と拍手と歓声が上がりました。
「さっきよりも上手くなっている! 大丈夫、いけるよ!」
そんな励ましに「先生〜!(涙)」と泣いて喜ぶメンバーの姿。ここに青春がありました。
この演出、絶対見てほしいっです!
そんな大人の文化祭。本番まであとわずか! FCB Live 16thは曲も演出も仕上がりは上々です。やっぱりゲーム好きにはたまらないステージになります。お陰様でたくさんの方にご予約いただいておりますが、まだお席はあります。会場に来られない方もオンライン視聴いただけます。
ファミコンからSwitchまで、40年のゲームの歴史を一緒に楽しみましょう!
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