FCB練習日記

いったいおれ どうな て

「おとなの文化祭」は明日です

バスクラリネット担当80です。
クラシック音楽は「再現の音楽」だそうです。楽譜から作曲者の意図を読み解き、時代背景を考慮して曲を創り上げることが求められます。我々ファミコンバンドは、ある意味「再現の音楽」をやっています。吹奏楽でゲーム音を出すことに飽き足らず、ゲーム画面も再現して皆さまにお届けします。
知り合いに「君らのやっていることは総合芸術だね」と言われました。総合芸術のオペラにゃ到底及びませんよ、と思いましたが、音楽、演劇、歌…など、複合要素で成り立っているから、総合芸術といえばそうなのかな?「おとなの文化祭」の方がニュアンスは近い気がします。

さて、そんな「おとなの文化祭」も明日に迫りました。練習も大詰め。本日は本番ステージを使った12時間超えの前日練習です。

やることは山積みです。直前にそんなやることあるの?事前にやっておけば?と思われるかもしれませんが、本番ステージではないと分からないことがたくさんあるのです。

その1つは、音の響き。今回会場となる川口リリアのホールは、音がモヤモヤして聴きづらい傾向があるので、いつもよりハッキリした硬めの音を出すように指揮者から指示が飛びます。*1
また音のバランスも重要です。特にマイクを使用する場合は、その音量調整をしなければなりません。音関連の確認には、指揮者、音楽監督、代表はもちろん、各パートのメンバーが入れ替わり立ち替わり客席に座り、曲がどう聴こえるのか念入りにチェックします。

そして、演出の最終確認も実際のステージだからこそ。実寸のステージは、今までの練習とは勝手が違うことが多く、その場で演出を見直していきます。照明や音響との細かい打ち合わせも、やらなければなりません。

こんなことを黙々と進め、気がつけば時間は21:45!本当にあっという間…。最終撤退時刻22:00に間に合うように、急いで荷物をまとめて一同帰宅の途に。朝日の中みたはずの川口駅は、すっかり夜のネオンにまみれていました。

なんか「明日やりましょう」って言われたことがいくつかあった気がするけど…アレ、明日本番ダヨネ?まぁどうにかなるでしょう!?
明日は集大成をお見せします。お楽しみに!!

*1:お客様が入るとまた響きが変わってくるのが悩ましいところです。