こんにちはMACです。実はわたくし、13す(2016年)を最後にやむを得ない事情によりFCBから離れており、久しぶりの参加となります。
この8年間、父の書斎にあった置手紙に従って渡米し、なんやかんやあって父の仇を討ったり謎の女といい感じになったりしましたが、この度無事祖国の地を再び踏むに至り、念願のFCB復帰が叶いました。久しぶりのFCB・・・オラ、ワクワクすっぞ!
さて、今回の練習ですが、自分、遅刻&早退したんで、半分くらいしか練習参加できてないんすよね。私が到着した時は既にナムコの練習の終盤。指揮者の横のホワイトボードを見ると、上から「ナムコ、KOEIテクモ、ゼルダ」の順に書いてあります。
「ほーんナムコの次はKOEIテクモか」と思いながらいそいそと楽器を組み立てます。KOEIテクモ(というかテクモ)と言えばワタクシ的には「忍者龍剣伝」。本楽曲も忍者龍剣伝のオープニングから始まります。
しかしこのゲーム、当時小学生の私には難しすぎて全然先に進めなかったのですが、演奏面でもとにかく難しいのです。むしろゲームならさすがに1面はクリアできますが、演奏では1面からもう全然できません。残念ながら(?)私は忍者龍剣伝のキャラは割り当てられていないので、休憩中もやばいやばいとら必死に悪あがき(練習)をしているうちに無情にも合奏が始まります。
『じゃあやりましょうか』の指揮者の声とともに宙を舞うタクト。それはもう、ものすごく想いを込めて、ものすごく情緒豊かな感じに。「確かにこのシーンは父が謎の男と決闘の末敗れる悲しいとも言えなくないシーンだが、そこまでだっけか?」と誰もが思ったのでしょう、奏者の誰ひとり音を出すことができず、全員の頭に「?」が浮かび、しばし訪れる静寂。
なんのことはない、指揮者はゼルダの合奏をやるつもりだったのでした。
・・・こう書くとなんてことないのですが、その時はめちゃくちゃおもしろかったんですよねぇ・・・。
さて、そんなこんなで絶賛練習中の16すですが、チケット申し込み受付を今週末、10/26(土)から開始いたします!
teket.jp
オンライン配信もありますが、ぜひ生で私たちの演奏(演出)を楽しんで(笑って)いただけると嬉しいです。皆さまのご来場をお待ちしております。
P. S. ところで私本当に空白の8年のうち5年間アメリカに住んでいたのですが、実は自宅から車で1時間程度のところで活動しているゲーム音楽団体があったのです。FCBで培ったファミコン力で新しい風を吹かせに行くべきか否か・・・二の足を踏んでいるうちにコロナ禍により外出自体がNGな状況になってしまい、あえなく断念しました。「ザ ヴィディオ ゲーム ミュージック アイ パフォーム ベスト イズ “ラビリンス テンポー ダババ”, HA! HA! HA!」とか言ってさっさと参加しておけばよかったなぁ。