FCB練習日記

いったいおれ どうな て

イモリの黒焼き

トランペットパートのがちゃです。残暑お見舞い申し上げます。
お盆も明けた先日、FCBではついに「キャラ割り」という名の人事通達が開示されました。私、10thに続き今回で2回目の参戦になりますが、この1枚のExcelシートには今回もどきどきでした。
「水着の時期が近づいてきた!」とジョギングを始める人や、13kgダイエットに成功しているのに「戻せ!」と命じられる人もいたりして、キャラ割次第でこれから1ヶ月半の暮らし方さえ変わってしまうのです。

さて、本日の練習は大田区の公共施設にて、このキャラ割りも踏まえた上で行われました。7時間。
「ここは台車8台だねー」とか、曲を作りながら色々なオペレーションも再確認。
キャラ割りは体型や身体能力、特殊技能(例:細身なのに球体に見せることができる)などによって決まりますが、時として「ここは僕しか吹いてませんがキャラ担当で・・・」など演奏面に影響を及ぼす事項もあるので確認必須です。

我がトランペットパートの男性陣は似た体型の方が多いので、まとめてキャラに抜擢されて奏者が手薄になることもしばしば。
今日も隣に座ってる音楽監督殿から「そこから2ndいなくなるから代わりに吹いといて」といきなりの指令が。
前回はモアイとか樹とかが続々演奏から離脱して1面のクライマックスを通常の半分の人数で吹く羽目になり、
本番中、川の向こうの綺麗なお花畑が見えた瞬間もありましたが今回はどうなることやら。

そして最近連載化しつつある指揮者殿の名言集を今週もひとつ。
「そこは祈ってるかんじで。黒魔術とかの祈りですよ。イモリの黒焼きとか煮込んでるかんじで。」
ここで取り上げられていることを意識してか、「音楽的な話してますからね!」と強調しておられました。


練習後はイモリの黒焼きではなく、干物とビールで本番の成功を祈りました。